专利摘要:
本出願は、カプセル化された有益剤含む凝集体/粒子、かかる凝集体/粒子を含む組成物、並びにかかる凝集体/粒子及びかかる凝集体/粒子を含む組成物の製造方法及び使用方法に関する。かかる凝集体/粒子は、カプセル化された有益剤を消費者製品の中に組み込むことに付随する特定の欠点を最小限にする又は解消する形態に加工される。
公开号:JP2011511876A
申请号:JP2010546434
申请日:2009-02-12
公开日:2011-04-14
发明作者:ジョン、アレン、バーディス;ダニエル、ニン、ジェン、ロー;ナイジェル、パトリック、サマービル、ロバーツ;ニコラ、ギラール;ヨハン、スメッツ;ルイス、マルティン、デ、フアン
申请人:ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー;
IPC主号:C11D3-50
专利说明:

[0001] 本発明は、カプセル化された有益剤を含む凝集体/粒子、かかる凝集体/粒子を含む組成物、並びにかる凝集体/粒子及びかかる凝集体/粒子を含む組成物の製造方法及び使用方法に関する。]
背景技術

[0002] 香料、シリコーン、ろう、フレーバー、ビタミン、及び布地柔軟化剤などの有益剤は高価であるが、一般に、パーソナルケア組成物、洗浄組成物、及び布地ケア組成物の中に高濃度で使用される場合には、あまり効果がない。結果として、かかる有益剤の効率を最大限にすることが望ましい。この目的を達成する1つの方法は、かかる有益剤の送達効率を高めることである。残念なことに、かかる物質はその物理的又は化学的特性のために損ない得るか、あるいはかかる物質が他の組成成分又は処理すべき部位と不適合であり得ることから、有益剤の送達効率を高めるのは困難である。]
[0003] 有益剤の送達効率を改善するために、多くの場合、当業界はこのような有益剤をカプセル化した。しかし残念なことに、カプセル体が乾燥製品の中に組み込まれると、カプセル化された有益剤は、典型的には損傷を受けるので、有益剤を時期尚早に放出してしまう。]
発明が解決しようとする課題

[0004] したがって、このような欠点を最小限にする又は解消する方法及び有益送達剤の必要性が存在する。]
課題を解決するための手段

[0005] 本出願は、カプセル化された有益剤、かかる凝集体/粒子を含む組成物、並びにかかる凝集体/粒子及びかかる凝集体/粒子を含む組成物の製造方法及び使用方法に関する。かかる凝集体/粒子は、カプセル化された有益剤を消費者製品の中に組み込むことに付随する特定の欠点を最小限にする又は解消する形態に加工される。]
[0006] 用語の定義
本明細書で用いる「消費者製品」は、販売される形態での使用又は消費を意図し、後続する商業的製造又は変性を意図しない、ベビーケア、ビューティケア、衣類及びホームケア、ファミリーケア、フェミニンケア、ヘルスケア、スナック、並びに/又は飲料製品あるいは装置を意味する。このような製品には:おむつ、よだれ掛け、拭き取り用品、漂白、カラーリング、染色、コンディショニング、シャンプー、スタイリング等の、毛髪処理(人、犬、及び/又は猫)用商品及び/又は毛髪処理に関する方法、脱臭剤及び制汗剤、パーソナルクレンジング、化粧品、クリーム、ローション、及び消費者が使用するためのその他の局所的に適用される製品の適用を含むスキンケア、及びシェービング製品、布、硬表面、及び布及びホームケアの分野における任意のその他の表面を処理するための製品及び/又は処理に関する方法、例えば、空気ケア、自動車の手入れ、食器洗い、布地コンディショニング(軟化等)、洗濯洗浄力、洗濯及びすすぎ添加剤及び/又はケア、硬表面洗浄及び/又は処理、及び消費者用又は業務用のその他の洗浄、トイレットペーパー、化粧紙、鼻がみ、及び/又はペーパータオル、タンポン、女性用ナプキン用に関する製品及び/又は方法、練り歯磨き、歯用ゲル、歯のリンス、義歯接着剤、歯のホワイトニング等の口腔ケア製品及び/又は処理に関する方法製品及び/又は処理に関する方法、咳止め薬及び風邪治療薬、痛み止め、RX医薬、ペットの健康及び栄養、並びに浄水等の市販のヘルスケア、主に通常の食事の合間に消費される又は食事の添え物(meal accompaniment)として消費されることが意図されている加工食品(非限定例には、ポテトチップ、トルティーヤチップス、ポップコーン、プレッツェル、コーンチップス、シリアルバー、野菜チップス又はクリスプス、スナックミックス、パーティーミックス、マルチグレインチップス、スナッククラッカー、チーズスナック、ポークラインズ、コーンスナック、ペレットスナック、押出スナック、及びベーグルチップスが挙げられる)、及びコーヒー、に関する商品及び/又は方法、が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0007] 本明細書で用いる用語「洗浄組成物」は、特に指示がない限り、顆粒又は粉末状の多目的すなわち「強力」洗浄剤、特にクリーニング洗剤、液体、ゲル又はペースト状の多目的洗浄剤、特にいわゆる強力液体型、液体高級衣類用洗剤、手洗い用食器洗い洗剤又は軽質食器洗い用洗剤、特に泡立ちのよいもの、家庭用又は業務用の各種錠剤、顆粒、液体、及びリンスエイド型などの食器洗い機用洗剤、抗菌手洗い用洗剤、手洗い石鹸、マウスウォッシュ、入れ歯洗浄剤、歯磨剤、自動車又はカーペット用シャンプー、トイレクリーナーなどの液状の洗浄殺菌剤、ヘアシャンプー、及びヘアリンス、シャワー用ジェル、発泡入浴剤、及び金属洗浄剤、並びに漂白添加剤、及び「ステインスティック」などのクリーニング補助剤、又はドライヤー付与シート、乾燥及び湿潤型拭取り布、パッドなどの前処理型基材付与製品、不織基材、及びスポンジ、並びにスプレー剤及びミスト剤を含む。]
[0008] 本明細書で使用するとき、用語「布地ケア組成物」は、特に指示がない限り、布地柔軟化組成物、布地向上組成物、布地フレッシュニング組成物及びこれらを混合したものを含む。]
[0009] 本明細書で使用する時、「粒子」、「送達粒子を含有する有益剤」という用語は同義であり、「カプセル」及び「マイクロカプセル」という用語は同義である。]
[0010] 本明細書で使用するとき、「a」及び「an」などの冠詞は、特許請求の範囲で使用されるときには、請求又は記載されるものの1つ以上を意味するものと理解される。]
[0011] 本明細書で使用するとき、用語「包含する(include)」、「包含する(includes)」及び「包含している(including)」は、限定することを意図しない。]
[0012] 本出願の試験方法の項で開示する試験方法を用いて、本出願人らの発明のパラメータの各値を求めてもよい。]
[0013] 特に記載のない限り、構成成分又は組成物の濃度は全て、前記構成成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる構成成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外される。]
[0014] 百分率及び比率は全て、特に指示がない限り、重量で計算される。百分率及び比率は全て、特に指示がない限り、組成物全体を基準にして計算される。]
[0015] 本明細書を通じて記載されているあらゆる最大数値限定は、それよりも小さいあらゆる数値限定を、あたかもこうしたそれよりも小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように包含すると理解すべきである。本明細書を通じて記載されているあらゆる最小数値限定は、それよりも大きいあらゆる数値限定を、あたかもこうしたそれよりも大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように包含する。本明細書を通じて記載されているあらゆる数値範囲は、こうしたより広い数値範囲内に入る、それよりも狭いあらゆる数値範囲を、あたかもこうしたそれよりも狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように包含するであろう。]
[0016] 有益剤送達組成物−凝集体/粒子/押出品
1つの態様において、有益剤送達総重量に基づいて、
a.)有益送達組成物の総重量に基づいて、約1%〜約85%、約8%〜約80%、約12%〜約75%、約15%〜約65%、約20%〜約60%、又は更には約25%〜約55%の有益剤を提供するのに十分な量の有益剤を含む、約2%〜約97%、約10%〜約90%、約15%〜約85%、約20%〜約80%、約25%〜約75%、又は更には約30%〜約70%のカプセル化された有益剤と、
b.)約1%〜約50%、約2%〜約45%、約3%〜約40%、約4%〜約37%、約5%〜約35%、又は更には約6%〜約30%の可塑剤と、
c.)約1%〜約50%、約2%〜約45%、約3%〜約35%、約4%〜約30%、約5%〜約25%、又は更には約6%〜約20%の結合剤と、
d.)任意に、約1%〜約50%、約2%〜約45%、約5%〜約40%、約7%〜約35%、約9%〜約30%、又は更には約10%〜約27%のダスティング剤と、を含むことができる凝集体、微粒子、又は押出品であってもよい有益剤送達組成物が開示される。]
[0017] 1つの態様において、上記有益剤送達組成物は、香料、光沢剤、防虫剤、シリコーン類、ワックス類、香味料類、ビタミン類、布地柔軟化剤、パラフィン類等のスキンケア剤、酵素類、抗菌剤、漂白剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される有益剤を含んでもよいカプセル化された有益剤を含んでもよい。]
[0018] 上記有益剤送達組成物の1つの態様において、可塑剤は、水、グリセロール、エタノール及び/又はプロパン−1−ジオール等のアルコール類、ポリエチレングリコール類、例えば、600Da未満、又は更には約600Da〜約200Daの分子量(重量平均)を有するポリエチレングリコール類等のグリコール類、脂肪酸類、パラフィン類、ペトロラタム及び/又は鉱油類等の石油誘導体、植物油類、及びこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、可塑剤は、水及びアルコール類及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、可塑剤は、水及びグリセロール及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、可塑剤は水を含む。]
[0019] 上記有益剤送達組成物の1つの態様において、結合剤は、CMC等のメチルセルロース等のセルロース類及びその誘導体、アルギネート及びその誘導体、でんぷん類、ポリビニルアルコール類、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、キトサン及び/又はカラギーナン等の天然ゴム類などの多糖類、架橋ポリアクリレート類等のポリアクリレート類、ワックス類、ポリエチレングリコール類、例えば、4000Daを超える分子量(重量平均)を有する、又は更には約4000Da〜約15,000Daの分子量(重量平均)を有するポリエチレングリコール類、アルコールエトキシレート類、界面活性剤類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、結合剤は、CMC等のメチルセルロース等のセルロース類及びその誘導体、アルギネート及びその誘導体、でんぷん類、ポリビニルアルコール類、キトサン及び/又はカラギーナン等の天然ゴム類などの多糖類、架橋ポリアクリレート類等のポリアクリレート類、ポリエチレングリコール類、例えば、4000Daを超える分子量(重量平均)を有する、又は更には約4000Da〜約15,000Daの分子量(重量平均)を有するポリエチレングリコール類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、結合剤は、CMC等のメチルセルロース等のセルロース類及びその誘導体、アルギネート及びその誘導体、でんぷん類、ポリビニルアルコール類、架橋ポリアクリレート類等のポリアクリレート類、ポリエチレングリコール類、例えば、4000Daを超える分子量(重量平均)を有する、又は更には約4000Da〜約15,000Daの分子量(重量平均)を有するポリエチレングリコール類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、結合剤は、CMC等のメチルセルロース等のセルロース類、架橋ポリアクリレート類等のポリアクリレート類、ポリエチレングリコール類、例えば、4000Daを超える分子量(重量平均)を有する、又は更には約4000Da〜約15,000Daの分子量(重量平均)を有するポリエチレングリコール類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。]
[0020] 上記有益剤送達組成物の1つの態様において、ダスティング剤は、シリカ類、ゼオライト類、非晶質アルミノケイ酸塩、粘土類、でんぷん類、セルロース類、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、及び/又は炭酸ナトリウム等の水溶性塩類、糖類等の多糖類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、ダスティング剤は、シリカ類、ゼオライト等のアルミノケイ酸塩、粘土類、でんぷん類、セルロース類、糖類等の多糖類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、ダスティング剤は、シリカ類、ゼオライト等のアルミノケイ酸塩類、粘土類、でんぷん類、セルロース類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。1つの態様において、ダスティング剤は、シリカ類、ゼオライト等のアルミノケイ酸塩類、粘土類、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含んでもよい。]
[0021] 上記有益剤送達組成物の1つの態様において、カプセル化された有益剤は、香料マイクロカプセル、結合剤、及びこれらの混合物を含んでもよい。上記有益剤送達組成物の1つの態様において、香料マイクロカプセルはシェルを含み、このシェルは架橋メラミンホルムアルデヒドを含む。]
[0022] 上記有益剤送達組成物の1つの態様において、
a.上記カプセル化された有益剤は香料マイクロカプセルを含んでもよく、この香料マイクロカプセルはシェルを含み、このシェルは架橋メラミンホルムアルデヒドを含み、
b.上記可塑剤は水を含んでもよく、
c.上記結合剤は、CMC等のメチルセルロース等のセルロース類及びその誘導体、アルギネート及びその誘導体、でんぷん類、ポリビニルアルコール類、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、キトサン及び/又はカラギーナン等の天然ゴム類などの多糖類、架橋ポリアクリレート類等のポリアクリレート類、ワックス類、ポリエチレングリコール類、例えば、4000Daを超える分子量(重量平均)を有する、又は更には約4000Da〜約15,000Daの分子量(重量平均)を有するポリエチレングリコール類、アルコールエトキシレート類、界面活性剤類、及びこれらの混合物からなる群から選択されてもよく、並びに
d.上記ダスティング剤は、シリカ類、ゼオライト類、非晶質アルミノケイ酸塩、粘土類、でんぷん類、セルロース類、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム及び/又は炭酸ナトリウム等の水溶性塩類、糖類等の多糖類、及びこれらの混合物からなる群から選択されてもよい。]
[0023] 上記有益剤送達組成物の1つの態様において、凝集体、押出品、又は微粒子は、約100マイクロメートル〜約3000マイクロメートル、約200マイクロメートル〜約2500マイクロメートル、約300マイクロメートル〜約2000マイクロメートル、約400マイクロメートル〜約1400マイクロメートル、又は更には約500マイクロメートル〜約1200マイクロメートルの特徴的な寸法を有してもよく、この凝集体及び微粒子に関するこの特徴的な寸法はこの凝集体及び微粒子の中央粒径であり、この押出品の特徴的な寸法は、この押出品の平均直径である。]
[0024] 有益剤送達組成物−凝集体/粒子/押出品
本発明の有益剤送達組成物は、本明細書の実施例に従って、及び/又は以下の方法によって調製されてもよく、前記方法は、
a.)カプセル体と、可塑剤と、結合剤とを混合して、混合物を形成することと、
b.)この混合物をダスティング剤と混合して、材料を形成することと、
c.)この材料から十分な量の上記可塑剤を除去して、製品の総重量に基づいて、約1%〜約50%、約2%〜約45%、3%〜約40%、約4%〜約37%、約5%〜約35%、又は更には約6%〜約30%の可塑剤を含む製品を得ることと、を含む。]
[0025] 有益剤含有送達粒子
出願人らは、組み込み方法の間にカプセル体のシェルが時期尚早に破裂することを含む、カプセル化された有益剤を乾燥製品に組み込むことに付随する問題は、カプセル化された有益剤を更に加工し、かつ、微粒子、粉末、又はその他の本質的に乾燥形態であってもよい乾燥消費者製品等の消費者製品に添加され得る凝集体の中に組み込むと、最小限にできることを発見した。]
[0026] 有用なカプセル体の壁材料には、ポリエチレン、ポリアミド、ポリスチレン、ポリイソプレン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリ尿素、ポリウレタン、ポリオレフィン、多糖、エポキシ樹脂、ビニルポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料が挙げられる。1つの態様において、有用な壁材料は、送達効果を得られるように、コア材料に対して、及びカプセル化された有益剤が採用される環境中の物質に対して十分に不透過性である材料を包含する。好適な不透過性壁材料には、1つ以上のアミンと1つ以上のアルデヒドとの反応生成物、例えば、ホルムアルデヒド又はグルテルアルデヒド(gluteraldehyde)と架橋した尿素、ホルムアルデヒドと架橋したメラミン、任意にグルテルアルデヒドと架橋したゼラチン−ポリリン酸塩コアセルベート、ゼラチン−アラビアゴムコアセルベート、架橋シリコーン流体、ポリイソシアネートと反応したポリアミン、並びにこれらの混合物からなる群から選択される材料が挙げられる。1つの態様では、壁材料は、ホルムアルデヒドで架橋されたメラミンを含む。]
[0027] カプセル化された有益剤のコアは、香料原材料、シリコーン油類、ワックス類、炭化水素類、高級脂肪酸類、精油類、脂質類、皮膚冷却剤、ビタミン類、日焼け止め剤、酸化防止剤、グリセリン類、触媒類、漂白剤粒子、二酸化ケイ素粒子、悪臭還元剤、臭気制御物質、キレート剤、静電気防止剤、柔軟化剤、防虫防蛾剤、着色剤、酸化防止剤、キレート類、増粘剤(bodying agent)、ドレープ及び形状制御剤、円滑剤、しわ制御剤、浄化剤、殺菌剤、細菌制御剤、成形制御剤、カビ制御剤、抗ウイルス剤、乾燥剤、汚れ防止剤、防汚剤、布地リフレッシュ剤及び鮮度増量剤、塩素漂白悪臭防止剤、染料固定剤、移染防止剤、色保全剤、蛍光増白剤、色回復/再生剤、フェージング防止剤、白色度増強剤、抗磨耗剤(anti-abrasion agent)、耐摩耗剤、布地保全剤、抗磨耗剤(anti-wear agent)、抗けば立ち剤、消泡剤及び泡止め剤、布及び皮膚用紫外線保護剤、太陽光劣化阻害剤、抗アレルギー剤、酵素類、防水加工剤、布地調整剤、防縮剤、伸び防止剤、伸び回復剤、スキンケア剤、グリセリン、及びアロエベラ、ビタミンE、シアバター、ココアバター等などの天然活性化剤、光沢剤、抗菌剤、制汗剤、カチオン性ポリマー、及びこれらの混合物を含んでもよい。1つの態様において、香料原材料は、アルコール、ケトン、アルデヒド、エステル、エーテル、ニトリル、アルケンからなる群から選択される。1つの態様において、コア材料は香料を含んでもよい。1つの態様において、香料は、アルコール、ケトン、アルデヒド、エステル、エーテル、ニトリル、アルケン、及びこれらの混合物からなる群から選択される香料原材料を含んでもよい。1つの態様において、前記香料は、約250℃未満の沸点(B.P.)及び約3未満のClogPを有する香料原材料、約250℃超過のB.P.及び約3超過のClogPを有する香料原材料、約250℃超過のB.P.及び約3未満のClogPを有する香料原材料、約250℃未満のB.P.及び約3超過のClogPを有する香料原材料、並びにこれらの混合物からなる群から選択される香料原材料を含んでもよい。約250℃未満の沸点B.P.及び約3未満のClogPを有する香料原材料は象限(Quadrant)Iの香料原材料として知られ、約250℃超過のB.P.及び約3超過のClogPを有する香料原材料は象限IVの香料原材料として知られ、約250℃超過のB.P.及び約3未満のClogPを有する香料原材料は象限IIの香料原材料として知られ、約250℃未満のB.P.及び約3超過のClogPを有する香料原材料は象限IIIの香料原材料として知られる。1つの態様において、前記香料は、約250℃未満のB.P.を有する香料原材料を含む。1つの態様において、香料は、象限I、II、IIIの香料原材料及びこれらの混合物からなる群から選択される香料原材料を含んでもよい。1つの態様において、前記香料は、象限IIIの香料原材料を含む。好適な象限I、II、III及びIVの香料原材料は、米国特許第6,869,923 B1号に開示されている。]
[0028] 1つの態様において、香料は、象限IVの香料原材料を含んでもよい。理論に束縛されるものではないが、かかる象限IVの香料原材料は、香料の香りの「バランス」を改善することができると考えられている。上記香料は、香料の総重量に基づいて、約30%未満、約20%未満、又は更には約15%未満の象限IVの香料原材料を含んでもよい。]
[0029] 香料の未加工原料及びアコード(accord)は、次の企業、フィルメニッヒ(Firmenich)(スイス、ジュネーヴ(Geneva))、ジボダン(Givaudan)(フランス、アルジャントゥイユ(Argenteuil))、IFF(ニュージャージー州ヘーズレット(Hazlet))、クエスト(Quest)(ニュージャージー州マウントオリーヴ(Mount Olive))、ベドーキアン(Bedoukian)(コネチカット州ダンベリー(Danbury))、シグマ・アルドリッチ(Sigma Aldrich)(ミズーリ州セントルイス(St. Louis))、ミレニアム・スペシャリティ・ケミカルズ(Millennium Specialty Chemicals)(イリノイ州オリンピアフィールド(Olympia Fields))、ポラロン・インターナショナル(Polarone International)(ニュージャージー州ジャージーシティ(JerseyCity))、フレグランス・リソーシズ(Fragrance Resources)(ニュージャージー州キーポート(Keyport))、及びアロマ&フレーバー・スペシャルティーズ(Aroma & Flavor Specialties)(コネチカット州ダンベリー(Danbury))から入手してもよい。]
[0030] カプセル化された有益剤の製造方法
本明細書において採用されるカプセル化された有益剤は、米国特許第6,592,990 B2号及び/又は米国特許第6,544,926 B1号の教示、並びに本明細書に開示される実施例を介して製造されてもよい。]
[0031] アニオン性乳化剤は典型的にはカプセル化方法中にマイクロカプセル形成に先立って有益剤を乳化するために使用される。理論に束縛されるものではないが、アニオン性物質は、布地ケア組成物などの組成物中に見出されることが多いカチオン性界面活性剤とは不利に相互作用して、このことにより、組成物中に採用された物質の審美的に不快な粒子の凝集を生じると考えられている。許容不可能な審美性に加え、このような凝集は結果的にバルク相からの粒子の急速な相分離を生じる可能性がある。本出願人らはこのような凝集が、塩、ポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質を含む特定の凝集阻害物質を加えることにより、防止できることを発見した。有用な凝集阻害剤としては、マグネシウム塩(例えば、塩化マグネシウム、酢酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、ギ酸マグネシウム、ホウ化マグネシウム、チタン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム七水和物)、カルシウム塩(例えば、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、酢酸カルシウム(calcium calcium acetate)、臭化カルシウム)などの二価の塩、アルミニウム塩(例えば、硫酸アルミニウム、リン酸アルミニウム、塩化アルミニウムn−水和物)などの三価の塩、及び汚れ懸濁ポリマーなどの、アニオン性粒子を懸濁する能力を有するポリマー(例えば、ポリエチレンイミン、アルコキシル化ポリエチレンイミン、ポリクオタニウム−6及びポリクオタニウム−7)が挙げられる。]
[0032] 本発明の1つの態様では、カプセル化された有益剤は、製造されるのに引き続いて、粒子が例えば界面活性剤、ポリマー及び溶媒を含有するバルク環境に曝露されるときに、粒子からの有益剤の漏洩率を削減する材料によりコーティングされる。バリア材料としての機能を果たすことができるコーティング材料の非限定的な例としては、ポリビニルピロリドンホモポリマー並びにスチレン、酢酸ビニル、イミダゾール、1級及び2級アミン含有モノマー、メチルアクリレート、ポリビニルアセタール、無水マレイン酸とポリビニルピロリドンホモポリマーとの種々のコポリマー、ポリビニルアルコールホモポリマー並びに酢酸ビニル、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート、1級及び2級アミン含有モノマー、イミダゾール、メチルアクリレートとポリビニルアルコールホモポリマーとの種々のコポリマー、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、マイクロクリスタリンろう、パラフィンろう、変性多糖(例えば、ろう状のトウモロコシ又はデントコーンデンプン、オクテニルコハク酸塩デンプン、ヒドロキシエチル化若しくはヒドロキシプロピル化デンプンのような誘導体化デンプン、カラギーナン、グアーガム、ペクチン、キサンタンガム)、変性セルロース(例えば、加水分解した酢酸セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロースなど)、変性タンパク質(例えば、ゼラチン)、水素化及び非水素化ポリアルケン、脂肪酸、硬化シェル(例えば、ホルムアルデヒドと架橋した尿素、ゼラチン−ポリリン酸塩、メラミン−ホルムアルデヒド、四ホウ酸ナトリウム若しくはグルテルアルデヒド(gluteraldehyde)と架橋したポリビニルアルコール)、スチレン−ブタジエン、エチルセルロースのラテックス、ケイ酸マグネシウム、アルミノケイ酸塩、ケイ酸ナトリウムなどを含める粘土のような無機物質、並びにこれらの混合物からなる群より選択される材料が挙げられる。このような材料は、CPケルコ社(CP Kelco Corp.)(米国カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego))、デグッサ社(Degussa AG)(ドイツ、デュッセルドルフ(Dusseldorf))、BASF社(BASF AG)(ドイツ、ルートヴィッヒスハーフェン(Ludwigshafen))、ローディア社(Rhodia Corp.)(米国
ニュージャージー州クランバリー(Cranbury))、ベイカー・ヒューズ社(Baker Hughes Corp.)(米国テキサス州ヒューストン(Houston))、ハーキュレス社(Hercules Corp.)(米国デラウェア州ウィルミントン(Wilmington))、アグリウム社(Agrium Inc.)(カナダ、アルバータ州カルガリー(Calgary))、ISP社(米国ニュージャージー州)から入手可能である。]
[0033] 本明細書で開示される方法用に好適な設備としては、連続攪拌槽型反応器、ホモジナイザー、タービン攪拌器、再循環ポンプ、パドルミキサー、プラウせん断(ploughshear)ミキサー、リボンブレンダー、垂直軸造粒機及びドラムミキサー(両方ともバッチ式であり、利用可能な場合は連続方法の形状のものには、スプレー乾燥機、及び押出成形機)が挙げられる。そのような設備は、ロッジ社(Lodige GmbH)(ドイツ、パーデルボルン(Paderborn))、リトルフォード・デイ社(Littleford Day、Inc.)(米国ケンタッキー州フローレンス(Florence))、フォーベルグ社(Forberg AS)(ノルウェー、ラルヴィク(Larvik))、グラット・エンジニア・テクニック社(Glatt Ingenieurtechnik GmbH)(ドイツ、ワイマール(Weimar))、ニロ社(Niro)(デンマークのセーボルク(Soeborg))、ホソカワ・Bepex社(Hosokawa Bepex Corp.)(米国ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis))、アーデ・バリンコ社(Arde Barinco)(米国ニュージャージー州)から入手可能である。]
[0034] ホルムアルデヒドスカベンジング
1つの態様において、カプセル化された有益剤はホルムアルデヒドスカベンジャーと組み合わされてもよい。1つの態様において、カプセル化された有益剤は、本発明のカプセル化された有益剤を含んでもよい。好適なホルムアルデヒドスカベンジャーには、亜硫酸水素ナトリウム、尿素、エチレン尿素、システイン、システアミン、リシン、グリシン、セリン、カルノシン、ヒスチジン、グルタチオン、3,4−ジアミノ安息香酸、アラントイン、グリコウリル、アントラニル酸、アントラニル酸メチル、メチル4−アミノベンゾエート、エチルアセトアセテート、アセトアセトアミド、マロンアミド、アスコルビン酸、1,3−ジヒドロキシアセトン二量体、ビウレット、オキサミド、ベンゾグアナミン、ピログルタミン酸、ピロガロール、メチルガラート、エチルガラート、プロピルガラート、トリエタノールアミン、スクシンアミド、チアベンダゾール、ベンゾトリアゾール、トリアゾール、インドリン、スルファニル酸、オキサミド、ソルビトール、グルコース、セルロース、ポリ(ビニルアルコール)、部分的に加水分解されたポリ(ビニルホルムアミド)、ポリ(ビニルアミン)、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(オキシアルキレンアミン)、ポリ(ビニルアルコール)−コ−ポリ(ビニルアミン)、ポリ(4−アミノスチレン)、ポリ(L−リシン)、キトサン、ヘキサンジオール、エチレンジアミン−N,N’−ビスアセトアセトアミド、N−(2−エチルヘキシル)アセトアセトアミド、2−ベンゾイルアセトアセトアミド、N−(3−フェニルプロピル)アセトアセトアミド、リリアール、ヘリオナール、メロナール、トリプラール、5,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオン、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセンカルボキシアルデヒド、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン、2−ペンタノン、ジブチルアミン、トリエチレンテトラミン、水酸化アンモニウム、ベンジルアミン、ヒドロキシシトロネロール、シクロヘキサノン、2−ブタノン、ペンタンジオン、デヒドロ酢酸、又はこれらの混合物からなる群から選択される物質が挙げられる。これらホルムアルデヒドスカベンジャーは、米国ミズーリ州セントルイスのシグマ/アルドリッチ/フルカ(Sigma/Aldrich/Fluka of St. Louis, MO. U.S.A.)、又は米国ペンシルバニア州ウォリントンのポリサイエンス社(PolySciences, Inc. of Warrington, PA U.S.A.)から入手可能である。]
[0035] かかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、典型的には、スラリーの総重量に基づいて、約2重量%〜約18重量%、約3.5重量%〜約14重量%、又は更には約5重量%〜約13重量%で、この有益剤含有送達粒子を含有するスラリーと組み合わされる。]
[0036] 1つの態様において、かかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、有益剤含有送達粒子を含有する製品と混合されてもよく、このスカベンジャーは、製品の総重量に基づいて、製品処方の約0.005%〜約0.8%、又は約0.03%〜約0.5%、あるいは約0.065%〜約0.25%の濃度でこの製品と組み合わされる。]
[0037] 別の態様では、かかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、スラリーの総重量に基づいて、約2重量%〜約14重量%、約3.5重量%〜約14重量%、又は更には約5重量%〜約14重量%の濃度で、このカプセル化された有益剤を含有するスラリーと混合されてもよく、このスラリーは、製品マトリックスに添加されてもよく、この添加には同一又は異なるスカベンジャーが、製品の総重量に基づいて、製品処方の約0.005%〜約0.5%、あるいは約0.01%〜約0.25%、あるいは約0.05%〜約0.15%の濃度で添加されてもよい。]
[0038] 1つの態様において、1つ以上のかかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、液体布地増強製品の総重量に基づいて約0.005%〜約0.8%、あるいは約0.03%〜約0.4%、あるいは約0.06%〜約0.25%の濃度でカプセル化有益剤を含む消費者製品と混合させてもよい。]
[0039] 1つの態様において、かかるホルムアルデヒドスカベンジャーを、有益剤含有送達粒子を含有する液体洗濯洗剤製品と混合させてもよく、スカベンジャーは、亜硫酸水素ナトリウム、尿素、エチレン尿素、システイン、システアミン、リシン、グリシン、セリン、カルノシン、ヒスチジン、グルタチオン、3,4−ジアミノ安息香酸、アラントイン、グリコウリル、アントラニル酸、アントラニル酸メチル、メチル4−アミノベンゾエート、エチルアセトアセテート、アセトアセトアミド、マロンアミド、アスコルビン酸,1,3−ジヒドロキシアセトン二量体、ビウレット、オキサミド、ベンゾグアナミン、ピログルタミン酸、ピロガロール、メチルガラート、エチルガラート、プロピルガラート、トリエタノールアミン、スクシンアミド、チアベンダゾール、ベンゾトリアゾール、トリアゾール、インドリン、スルファニル酸、オキサミド、ソルビトール、グルコース、セルロース、ポリ(ビニルアルコール)、部分的に加水分解されたポリ(ビニルホルムアミド)、ポリ(ビニルアミン)、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(オキシアルキレンアミン)、ポリ(ビニルアルコール)−コ−ポリ(ビニルアミン)、ポリ(4−アミノスチレン)、ポリ(L−リシン)、キトサン、ヘキサンジオール、エチレンジアミン−N,N’−ビスアセトアセトアミド、N−(2−エチルヘキシル)アセトアセトアミド、2−ベンゾイルアセトアセトアミド、N−(3−フェニルプロピル)アセトアセトアミド、リリアール、ヘリオナール、メロナール、トリプラール、5,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオン、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセンカルボキシアルデヒド、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン、2−ペンタノン、ジブチルアミン、トリエチレンテトラミン、水酸化アンモニウム、ベンジルアミン、ヒドロキシシトロネロール、シクロヘキサノン、2−ブタノン、ペンタンジオン、デヒドロ酢酸及びこれらの混合物、からなる群から選択され、液体洗濯洗剤製品の総重量に基づいて、約0.003重量%〜約0.20重量%、約0.03重量%〜約0.20重量%、又は更には約0.06重量%〜約0.14重量%の濃度で、液体洗濯洗剤製品と混合される。]
[0040] 1つの態様において、かかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、毛髪コンディショニング製品の総重量に基づいて、約0.003重量%〜約0.30重量%、約0.03重量%〜約0.20重量%、又は更には約0.06重量%〜約0.14重量%の濃度で、有益剤含有送達粒子を含有する毛髪コンディショニング製品と組み合わされてもよく、スカベンジャーの選択は液体洗濯洗剤製品に関する前段落におけるスカベンジャーのリストと同一である。]
[0041] 有益剤含有送達粒子を含む組成物
本出願人の消費者製品は、本出願に開示される有益剤送達組成物の実施形態を含んでもよい。1つの態様において、この消費者製品は、粉末、顆粒、又はその他の本質的に乾燥した洗剤であってもよい。]
[0042] 1つの態様において、本発明の有益剤送達組成物の1種類以上と、添加剤成分と、を含んでもよい消費者製品が開示される。]
[0043] 上記消費者製品の1つの態様において、消費者製品添加剤は、ポリマー、例えばカチオン性ポリマー類、界面活性剤、ビルダー類、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素、及び酵素安定剤、触媒物質、漂白活性剤、ポリマー分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、光沢剤、抑泡剤、染料、追加の香料及び香料送達系、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、及び/又は顔料、並びにこれらの混合物、からなる群から選択されてもよい。]
[0044] 上記消費者製品の1つの態様において、消費者製品は、消費者製品の総重量に基づいて、全部で約0.1%〜約20%、約0.2%〜約15%、約0.3%〜約10%、約0.4%〜約8%、又は更には約0.5%〜約5%の、本発明の有益剤送達組成物の1種類以上を含んでもよい。]
[0045] 上記消費者製品の1つの態様において、消費者製品は、本発明の有益剤送達組成物の1種類以上と、染料、香料、蛍光増白剤、沈着補助剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質と、を含んでもよい。]
[0046] 本発明の態様には、洗濯洗剤組成物(例えば、タイド(TIDE)(商標))、硬質表面洗浄剤(例えば、ミスター・クリーン(MRCLEAN)(商標))、自動食器洗浄用液体(例えば、カスケード(CASCADE)(商標))、及び床洗浄剤(例えば、スウィファ(SWIFFER)(商標))中での本発明の有益剤送達組成物の使用が挙げられる。洗浄組成物の非限定的な具体例としては、米国特許第4,515,705号、同第4,537,706号、同第4,537,707号、同第4,550,862号、同第4,561,998号、同第4,597,898号、同第4,968,451号、同第5,565,145号、同第5,929,022号、同第6,294,514号、及び同第6,376,445号に記載されるようなものを挙げることができる。本明細書に開示される洗浄組成物は、通常、水性洗浄操作での使用中に、洗浄水のpHが約6.5〜約12、又は約7.5〜10.5となるように処方される。液体食器洗浄製品の処方は、典型的には、約6.8〜約9.0のpHを有する。洗浄製品は、典型的には、約7〜約12のpHを有するように処方される。推奨使用濃度でpHを制御する技術には、緩衝剤、アルカリ、酸などの使用が挙げられ、当業者には周知である。]
[0047] 補助剤物質
本発明の目的には必須ではないが、以下に例示される補助剤の非限定的な一覧は本組成物において使用するのに適しており、例えば、性能を補助若しくは向上させるために、洗浄化される基材の処理のために、又は香料、着色剤、染料などを用いる場合のように組成物の審美性を変化させるために、望ましくは本発明の特定の実施形態に組み込むことができる。こうした補助剤は、本出願人らの凝集体/粒子を介して供給される構成成分に追加されると理解される。これらの追加的構成成分の明確な性質、及びそれを組み込む濃度が、組成物の物理的形態及び使用されるべき作業の性質によって決まる。好適な補助材料には、ポリマー、例えばカチオン性ポリマー、界面活性剤、ビルダー、キレート化剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒作用性物質、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、泡抑制剤、染料、追加の香料及び香料送達システム、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、並びに/又は顔料が挙げられるが、これらに限定されない。下記の開示に加え、このような他の補助剤の好適な例及び使用濃度は、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812 B1号、及び同第6,326,348 B1号に記載されており、これらは参照により組み込まれる。]
[0048] 上述のように、補助剤成分は、本出願人らの洗浄化及び布地ケア組成物にとって必須ではない。したがって、本出願人らの組成物の特定の実施形態は、以下の補助材料:漂白活性化剤、界面活性剤、ビルダー、キレート化剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒金属錯体、ポリマー系分散剤、粘土及び汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、泡抑制剤、染料、追加の香料及び香料送達システム、構造弾性化剤、柔軟剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、並びに/又は顔料、の1種以上を含有しない。しかしながら、1種以上の補助剤が存在するとき、1種以上の補助剤は、以下に詳細に記載されるように存在してもよい。]
[0049] 界面活性剤−本発明による組成物は、界面活性剤又は界面活性剤系を含むことができ、界面活性剤は、非イオン性及び/若しくはアニオン性及び/若しくはカチオン性界面活性剤並びに/又は両性及び/若しくは双極性及び/若しくは半極性非イオン性界面活性剤から選択できる。界面活性剤は、典型的には、洗浄組成物の約0.1重量%から、約1重量%から、又は更には約5重量%から、洗浄組成物の約99.9重量%まで、約80重量%まで、約35重量%まで、又は更には約30重量%までの濃度で存在する。]
[0050] ビルダー−本発明の組成物は、1つ以上の洗剤ビルダー又はビルダー系を含むことができる。存在する場合、組成物は、典型的に、少なくとも約1重量%のビルダー、又は約5重量%若しくは10重量%から、約80重量%まで、50重量%まで、又は更には30重量%までのこのビルダーを含む。ビルダーとしては、ポリホスフェートのアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ土類及びアルカリ金属炭酸塩、アルミノシリケートビルダー、ポリカルボキシレート化合物、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無水マレイン酸とエチレン又はビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、及びカルボキシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩、並びにメリット酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、及びそれらの可溶性塩のようなポリカルボン酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0051] キレート化剤−本明細書の組成物はまた、任意で1つ以上の銅、鉄及び/又はマンガンのキレート化剤を含有してもよい。使用される場合、キレート化剤は、一般に本明細書の組成物の約0.1重量%〜約15重量%、又は更には本明細書の組成物の約3.0重量%〜約15重量%を構成する。]
[0052] 移染防止剤−本発明の組成物はまた、1つ以上の移染防止剤を含んでもよい。好適なポリマー移染防止剤には、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールとのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書の組成物中に存在する場合、移染防止剤は、洗浄組成物の約0.0001重量%から、約0.01重量%から、約0.05重量%から、洗浄組成物の約10重量%まで、約2重量%まで、又は更には約1重量%までの濃度で存在する。]
[0053] 分散剤−本発明の組成物は分散剤も含むことができる。好適な水溶性有機物質は、ホモポリマー若しくはコポリマーの酸類又はこれらの塩類であり、それらのうちのポリカルボン酸は、互いに2個を超えない炭素原子によって離間されている少なくとも2個のカルボキシル基を含んでもよい。]
[0054] 酵素−洗浄組成物は、洗浄性能及び/又は布地ケア効果を提供する1種類以上の酵素を含むことができる。好適な酵素の例としては、ヘミセルラーゼ、セルラーゼ、セロビオース、デヒドロゲナーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、マンナナーゼ、ペクテートリアーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ及びアミラーゼ、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。典型的な混合としては、例えば、プロテアーゼ及びリパーゼをアミラーゼとともに含んでもよい酵素反応混液である。上述の追加酵素は、洗浄組成物に存在する場合、組成物の約0.00001重量%〜約2重量%、約0.0001重量%〜約1重量%、又は更には約0.001重量%〜約0.5重量%の酵素タンパク質の濃度で存在してよい。]
[0055] 好適な酵素は、ジェネンコア・インターナショナル,インコーポレイテッド(Genencor International Inc.)(カリフォルニア州パロアルト(Palo Alto))、ABエンザイム社(AB Enzymes GmbH)(ドイツ、ダルムシュタット(Darmstadt))、及びノボザイムズA/S(Novozymes A/S)(デンマーク、バウスヴェア(Bagsvaerd))から市販されており、アルカラーゼ(Alcalase)(登録商標)、サビナーセ゛(Savinase)(登録商標)、プライマーゼ(Primase)(登録商標)、ドゥラザイム(Durazym)(登録商標)、ポラザイム(Polarzyme)(登録商標)、カンナーゼ(Kannase)(登録商標)、リカナーゼ(Liquanase)(登録商標)、オボザイム(Ovozyme)(登録商標)、ニュートラーゼ(Neutrase)(登録商標)、エバラーゼ(Everlase)(登録商標)、エスパラーゼ(Esperlase)(登録商標)、マクサターゼ(Maxatase)(登録商標)、マクサカル(Maxacal)(登録商標)、マキサペム(Maxapem)(登録商標)、プロペラーゼ(Properase)(登録商標)、ピュラフェクト(Purafect)(登録商標)、ピュラフェクトプライム(Purafect Prime)(登録商標)、ピュラフェクトOx(Purafect Ox)(登録商標)、FN3(登録商標)、FN4(登録商標)、エクセラーゼ(Excellase)(登録商標)及びピュラフェクトOXP(Purafect OXP)(登録商標)、デュラミル(DURAMYL)(登録商標)、リケザイム(LIQUEZYME)(登録商標)、テルマミル(TERMAMYL)(登録商標)、テルマミルウルトラ(TERMAMYL ULTRA)(登録商標)、ナタラーゼ(NATALASE)(登録商標)、スプラミル(SUPRAMYL)(登録商標)、ステインザイム(STAINZYME)(登録商標)、ステインザイムプラス(STAINZYMEPLUS)(登録商標)、ステインザイムウルトラ(STAINZYME ULTRA)(登録商標)、ファンガミル(FUNGAMYL)(登録商標)、バン(BAN)(登録商標)、リポラーゼ(Lipolase)(登録商標)、リポラーゼウルトラ(Lipolase Ultra)(登録商標)、リポプライム(Lipoprime)(登録商標)、ライペックス(Lipex)(登録商標)、マンナウェイ(Mannaway)(登録商標)、ペクタウェイ(Pectaway)(登録商標)、ペクタウォッシュ(Pectawash)(登録商標)、プラブライト(Purabrite)(登録商標)、セルクリーン(Celluclean)(登録商標)、ケアザイム(Carezyme)(登録商標)、セルザイム(Celluzyme)(登録商標)、バイオタッチ(Biotouch)(登録商標)、エンドラーゼ(Endolase)(登録商標)、及びプラダックスHA(Puradax HA)(登録商標)が挙げられる。]
[0056] 酵素安定剤−組成物、例えば洗剤において使用するための酵素は、さまざまな技術によって安定化することができる。本明細書で採用される酵素は、カルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンを酵素に供給する、最終組成物中のカルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンの水溶性供給源の存在によって安定化させることができる。]
[0057] 触媒金属錯体−本出願人らの組成物は、触媒金属錯体を包含してもよい。金属含有漂白触媒の1つの種類は、銅、鉄、チタン、ルテニウム、タングステン、モリブデン、又はマンガンのカチオンのような、限定された漂白触媒活性の遷移金属カチオン、亜鉛又はアルミニウムのカチオンのような、漂白触媒活性をほとんど又は全く有さない補助金属カチオン、並びに触媒金属及び補助金属のカチオンに対して規定された安定度定数を有する金属イオン封鎖剤(sequestrate)、特にエチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)及びこれらの水溶性塩を含む触媒系である。このような触媒は、米国特許第4,430,243号に開示される。]
[0058] 所望であれば、本明細書の組成物は、マンガン化合物を用いて触媒され得る。このような化合物及び使用濃度は前記技術分野で周知であり、例えば、米国特許第5,576,282号に開示されるマンガン系触媒が挙げられる。]
[0059] 本明細書において有用なコバルト漂白触媒は既知であり、例えば、米国特許第5,597,936号及び同第5,595,967号に記載されている。このようなコバルト触媒は、既知の手順、例えば、米国特許第5,597,936号、及び同第5,595,967号において教示されているような手順によって容易に調製される。]
[0060] 本明細書における組成物は、「MRL」と略されるマクロポリ環状硬質配位子等の配位子の遷移金属錯体を適切に含む場合もある。実際には、限定するためではないが、本明細書における組成物と方法は、水溶性の洗浄媒質内にある少なくともおよそ1憶分の一の有益剤MRL族を提供するように調整することができ、約0.005ppmから約25ppm、約0.05ppmから約10pm、更には約0.1ppmから約5ppmのMRLを洗浄溶液中に提供するよう調整することができる。]
[0061] 前記遷移金属漂白剤触媒中の好ましい遷移金属としては、マンガン、鉄、及びクロムが挙げられる。本明細書における好ましいMRLは、架橋した特定の種類の超剛性配位子、例えば、5,12−ジエチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンである。]
[0062] 好適な遷移金属MRLは、既知の手順、例えば、国際特許第WO 00/32601号及び米国特許第6,225,464号で教示されているような手順によって容易に製造される。]
[0063] 洗浄組成物の製造及び使用方法
本発明の組成物は、任意の好適な形態に処方されることができ、配合者によって選択される任意の方法によって調製することができるが、その非限定的な具体例は、米国特許第5,879,584号、同第5,691,297号、同第5,574,005号、同第5,569,645号、同第5,565,422号、同第5,516,448号、同第5,489,392号、同第5,486,303号に記載されており、その全てが本明細書に参照により組み込まれる。]
[0064] 使用方法
本明細書に開示されるカプセル化された有益剤を含有する組成物は、ある部位、とりわけ表面又は布地を洗浄又は処理するのに使用することができる。通常、この場所の少なくとも一部は、希釈されない形態の又は液体に希釈された、本出願人らの組成物の実施形態、例えば洗浄液と接触され、そしてその後、任意に、その場所が洗浄及び/又はすすがれてもよい。1つの態様において、部位は、任意に、洗浄及び/又はすすがれ、本発明の有益剤送達組成物の1種類以上、又は本発明の有益剤送達組成物の1種類以上を含む消費者製品と接触させられ、その後、任意に洗浄及び/又はすすがれる。本発明の目的上、洗浄には、擦ること及び機械的攪拌が挙げられるが、これらに限定されない。布地は、標準的な消費者の使用条件で洗濯又は処理することが可能なほとんどの任意の布地を含み得る。開示される組成物を含み得る液体は、約3〜約11.5のpHを含んでよい。こうした組成物は、典型的に、溶液中で約500ppm〜約15,000ppmの濃度で使用される。洗浄溶媒が水であるとき、水温は、典型的には、約5℃〜約90℃であり、部位が布地を含むとき、水と布地との割合は、典型的には、約1:1〜約30:1である。]
[0065] 試験方法
本出願の「試験方法」の項で開示される試験方法は、本出願人らの発明が本明細書に記載され及び特許請求されているように、本出願人らの発明のパラメータの各値を求めるために使用されるべきであると理解される。]
[0066] 特徴的な寸法(凝集体及び微粒子)の決定方法
有益剤送達組成物の粒径分布は、ASTM試験方法E726−01「粒状キャリア及び粒状殺虫剤の粒径分布(Particle Size Distribution of Granular Carriers and Granular Pesticides)」を用いて決定される。具体的には、この方法は、中央に取り付けられたコルクを有する鋳鉄製のシーブスタック蓋(cast iron sieve stack lid)を備えるタイラーロタップ篩振盪器(Tyler RoTap sieve shaker))(W.S.タイラー社(W. S. Tyler Company)(オハイオ州クリーブランド(Cleveland))を使用して実施されなければならない。分析する材料の全ての粒径を網羅するために、少なくとも5種類のふるい寸法が選択されるべきである(工程7.1)。ふるい分けの後に、1つのふるいの上に40重量%を超える試料が見られる場合は、ふるい分けによる選択を変更して、全てのふるいの上に40重量%が見られるまで試料を再試験する。]
[0067] ロタップ(RoTap)を操作するための次のパラメータを、本方法の工程7.4に適用すべきである。
1)152taps/分
2)285rpm楕円形運動
3)蓋の上のコルクは保持カップの上部から5mm突出する。
4)ハンマーのピーク高さからコルクの上部までのハンマードロップは33mm。
5)ふるい分けの時間は5分。]
[0068] データは、対数横座標にプロットされた各シーブのマイクロメートルサイズ開口部及び線形縦座標にプロットされた累積質量パーセント(Q3)に対する片対数プロット上にプロットされる。上記データ表示の例は、ISO 9276−1:1998、「粒径分析の結果表示−1部:グラフ表示」、図A.4に与えられる。この発明の目的のためにシード物質中央粒径(D50)は、累積質量パーセントが50パーセントと等しい点での横座標値として定義され、下記式を使用して50%値の真上(a50)及び真下(b50)のデータ点間の直線補間により計算される。
D50=10∧[Log(Da50)−(Log(Da50)−Log(Db50))*(Qa50−50%)/(Qa50−Qb50)]
(式中、Qa50及びQb50は、それぞれ50番目の百分位数の真上及び真下のデータの累積質量百分位数であり、Da50及びDb50は、これらのデータに相当するマイクロメートルシーブサイズ値である。)本出願の目的上、質量基準の中央粒径は特徴的な寸法であると考慮される。]
[0069] 特徴的な寸法(押出品)の決定方法
材料を20℃にした状態でマイクロメータを使用して測定することによって、押出品の直径を求める。平均値を決定するために、試験される試料から5つの代表押出品を選び出し、測定方法の間に押出品を変形させないように注意しながら押出品を測定し、次に、このような測定値の相加平均を計算する。本出願の目的上、かかる相加平均は押出品の特徴的な寸法であると考慮される。]
[0070] 本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。]
[0071] 実施例1:85%コア/15重量%壁メラミン系ポリ尿素カプセル
第一の混合物を、水208グラムとアルキルアクリレート−アクリル酸コポリマー[ポリサイエンス社(Polysciences, Inc.)(米国ペンシルバニア州ウォリントン(Warrington))]5グラムを混合することにより調製する。この第一の混合物を酢酸を使用してpH5.0に調整する。]
[0072] 芳香剤油を含むカプセルコア材料178グラムを第1の混合物に45℃の温度で加え、エマルションを作る。カプセル壁材料を形成する成分を、次のようにして調製する:相当するカプセル壁材料コポリマープレポリマー(ブチルアクリレート−アクリル酸コポリマー)9グラムと水90グラムを混合して、pH5.0に調整する。この混合物に部分メチル化メチロールメラミン樹脂溶液(「サイメル(Cymel)385」80%固体、サイテック(Cytec))28グラムを加える。この混合物を上記芳香剤油−水エマルションに45℃の温度で攪拌しながら加える。高速ブレンドを使用して体積平均粒径16マイクロメートルを得る。この混合物の温度を65℃まで徐々に上げていき、連続的に攪拌しながらこの温度で一晩にわたって維持してカプセル化を開始及び完了させる。]
[0073] アクリル酸−アルキルアクリレートコポリマーカプセル壁を形成するために、アルキル基はエチル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、2−エチルヘキシル、又は1〜約16個の炭素を有する、好ましくは1〜8個の炭素を有する他のアルキル基から選択できる。]
[0074] 実施例2:90%コア/10重量%壁メラミン系ポリ尿素カプセル
第一の混合物を、水208グラムとアルキルアクリレート−アクリル酸コポリマー(ポリサイエンス社(Polysciences, Inc.)(米国ペンシルバニア州ウォリントン(Warrington)))5グラムを混合することにより調製する。この第一の混合物を酢酸を使用してpH5.0に調整する。]
[0075] 芳香剤油を含むカプセルコア材料280グラムを第1の混合物に45℃の温度で加え、エマルションを作る。カプセル壁材料を形成する成分を、次のようにして調製する。相当するカプセル壁材料コポリマープレポリマー(ブチルアクリレート−アクリル酸コポリマー)9グラムと水90グラムを混合して、pH5.0に調整する。この混合物に部分メチル化メチロールメラミン樹脂溶液(「サイメル(Cymel)385」80%固体、サイテック(Cytec))28グラムを加える。この混合物を上記芳香剤油−水エマルションに45℃の温度で攪拌しながら加える。高速ブレンドを使用して体積平均粒径18マイクロメートルを得る。この混合物の温度を65℃まで徐々に上げていき、連続的に攪拌しながらこの温度で一晩わたって維持してカプセル化を開始及び完了させる。]
[0076] アクリル酸−アルキルアクリレートコポリマーカプセル壁を形成するために、アルキル基はエチル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、2−エチルヘキシル、又は1〜約16個の炭素を有する、好ましくは1〜8個の炭素を有する他のアルキル基から選択できる。]
[0077] 実施例3:80%コア/20重量%壁メラミン系ポリ尿素カプセル
第一の混合物を、水208グラムとアルキルアクリレート−アクリル酸コポリマー(ポリサイエンス社(Polysciences, Inc.)(米国ペンシルバニア州ウォリントン(Warrington)))5グラムを混合することにより調製する。この第一の混合物を酢酸を使用してpH5.0に調整する。]
[0078] 芳香剤油を含むカプセルコア材料125グラムを第1の混合物に45℃の温度で加え、エマルションを作る。カプセル壁材料を形成する成分を、次のようにして調製する。相当するカプセル壁材料コポリマープレポリマー(ブチルアクリレート−アクリル酸コポリマー)9グラムと水90グラムを混合して、pH5.0に調整する。この混合物に部分メチル化メチロールメラミン樹脂溶液(「サイメル(Cymel)385」80%固体、サイテック(Cytec))28グラムを加える。この混合物を上記芳香剤油−水エマルションに45℃の温度で攪拌しながら加える。高速ブレンドを使用して体積平均粒径15マイクロメートルを得る。この混合物の温度を65℃まで徐々に上げていき、連続的に攪拌しながらこの温度で一晩わたって維持してカプセル化を開始及び完了させる。]
[0079] アクリル酸−アルキルアクリレートコポリマーカプセル壁を形成するために、アルキル基はエチル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、2−エチルヘキシル、又は1〜約16個の炭素を有する、好ましくは1〜8個の炭素を有する他のアルキル基から選択できる。]
[0080] (実施例4)
実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーの9kgアリコートを、R1382を取り付けたユーロスター混合機(Eurostar mixer)(IKA)を使用して、200RPMの一定速度で混合する。香料マイクロカプセルスラリーのそれぞれに、500gのカルボキシメチルセルロース(CPケルコ(Kelco))を混合しながら添加する。これらスラリーを、全部で2時間、又は均一なペーストが形成されるまで、混合する。こうして、3つの個別のペーストが作られる。]
[0081] (実施例5)
1.28kgの沈殿シリカシペルナト(Sipernat)(登録商標)22S(デグサ(Degussa))を、F−20パドルミキサー(フォルベルク(Forberg))に加える。最初にミキサーを5秒間動かして、ミキサーの基部にシリカを均等に分配する。ミキサーを停止し、実施例4に従って作った8.25kgのペーストを、粉末の上に均一に分配する。続いて、ミキサーを120rpmで全部で30秒間動かす。混合の後、ぬれた状態の粒子をミキサーから放出して、2000マイクロメートルのスクリーンを使用してふるい分けて、大きすぎるものを除去する。スクリーンを通過する良好な生成物を、CDT 0.02流動層乾燥機(ニロ(Niro))の中で500gごとのバッチで、カール・フィッシャーで測定した最終含水量が20重量%になるまで乾燥する。乾燥器は、入り口温度140℃及び速度0.68m/sで操作される。実施例4で作られたペーストのそれぞれに関してこの手順を繰り返して、3つの別個の凝集体を得た。]
[0082] (実施例6)
実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーの800gアリコートを、それぞれ、均一なペーストが形成されるまでスパチュラを使用して、200gのカルボキシメチルセルロース(CPケルコ(Kelco))と共に混合する。こうして、3つの個別のペーストが作られる。次に、各ペーストを、運搬スクリューのみを使用して、APV 19mmバレル2軸押し出し機(ベーカー・パーキンス社(Baker Perkins Ltd.))を通過させる。ダイプレートは直径1mmの穴を有する。押出成形機は、速度100rpm及び周囲温度で運転されて、3組の押出品を作る。]
[0083] 押出操作の後、押出品の各組を別個のトレイの上に薄層として広げ、オーブンの中に定置して、含水量が20重量%になるまで50℃で乾燥させる。次に、乾燥した押出品の各組を手で砕き、2000マイクロメートルのスクリーンを通過させてふるい分けて、長い押出品の大部分を除去する。]
[0084] 乾燥中の凝固を防ぐために、押出工程の後にダスティング剤を添加することによって、方法の効率を向上させてもよい。]
[0085] (実施例7)
実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーの1kgアリコートを、それぞれ、離散粒子の湿塊が形成されるまでスパチュラを使用して、100gの架橋ポリアクリレート(アクアリック(Aqualic)CAシリーズ、日本触媒)と共に混合する。濡れた状態の粒子の各組を別個のプラスチックバッグの中に定置して、自由流動凝集体粒子が形成されるまで、300gのゼオライト4A(化学工業株式会社(Industrial Chemicals Ltd))を振りかける。混合の後、2000マイクロメートルのふるいを使用して材料をふるい分けて、大きすぎるものを除去する。]
[0086] (実施例8)
実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーの250gアリコートを、それぞれ、混合物がペーストを形成するまでスパチュラを使用して、5gの架橋ポリアクリレート(アクアリック(Aqualic)CAシリーズ、日本触媒)と共に混合する。台所用フードプロセッサ(ブラウン(Braun))の中で、各ペースト100gを50gのゼオライト4A(化学工業株式会社(Industrial Chemicals Ltd))と共に個別に混合して、3組の凝集体粒子を形成する。混合の後、凝集体粒子の各組を2000マイクロメートルのスクリーンを使用してふるい分けて、大きすぎるものを除去する。材料の薄層をトレイの上に広げ、凝集体粒子の含水量が20重量%になるまで50℃のオーブンの中に定置することによって、凝集体粒子の各組のスクリーンを通過する良好な生成物を乾燥させる。]
[0087] (実施例9)
アルギン酸ナトリウム粉末(マヌコール(Manucol)DM、インターナショナル・スペシャリティー・プロダクツ(International Speciality Products))を実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーの3つの個々のアリコートに溶解して1%アルギン酸溶液を作る。ウルトラターラックス(Ultra Turrax)T25混合機(IKA)を速度10000/分で使用してこれら組成物を十分に混合する。次に、PMC/アルギネート混合物を個別のキトサン(プリメックス(Primex))の1%水溶液に滴加する。ビーズは硬化するまで、典型的には10〜45分キトサン溶液の中にとどまる(硬貨時間は使用するキトサンの等級及び濃度によって異なる)。硬貨工程の後、この物質を取り出して含水量12重量%になるまで37℃で乾燥させて、個別の3組のビーズを作る。]
[0088] (実施例10)
アルギン酸ナトリウム粉末(マヌコール(Manucol)DM、インターナショナル・スペシャリティー・プロダクツ(International Speciality Products))を実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーの3つの個々のアリコートに溶解して1%アルギン酸溶液を作る。ウルトラターラックス(Ultra Turrax)T25混合機(IKA)を速度10000/分で使用してこれら組成物を十分に混合する。次に、PMC/アルギネート混合物を個別の塩化カルシウム(シグマ・アルドリッチ(Sigma-Aldrich))の1%水溶液に滴加する。5分後、この物質を取り出して含水量12重量%になるまで37℃で乾燥させて、個別の3組のビーズを作る。]
[0089] (実施例11)
110gのルパゾール(Lupasol)(登録商標)WF(BASF)をビーカーに加え、水浴を使用して約60℃まで加熱する。この温度に達したら、150gのδダマスコン(delta damascone)(IFF)をルパゾール(Lupasol)(登録商標)WF(BASF)に添加し、均質な反応生成物(典型的にはアミン反応生成物として知られる)が形成されるまで、ウルトラターラックス(Ultra Turrax)T25混合機(IKA)を速度20000/分で使用して混合する。この間、ビーカーは約60℃の水浴の中に入れたままとする。混合の後、この物質を更に12時間この温度で維持する。12時間後、約60℃に予熱した実施例1の香料マイクロカプセルスラリー250gを、約70℃で溶融された425gの溶融ルテンゾール(Lutensol)(登録商標)AT 80粉末(BASF)と一緒に加える。この混合物をIKAウルトラターラックス(Ultra Turrax)T25混合機を速度20000/分で使用して、約60℃で均質になるまでブレンドする。このブレンド混合物100gを167gの軽量炭酸ナトリウム(light sodium carbonate)に添加し、台所用フードプロセッサ(ブラウン(Braun))の中で混合して凝集体を作る。]
[0090] 実施例1〜3の香料マイクロカプセルスラリーのそれぞれに関してこの手順を繰り返して、3つの異なる凝集粒子を作る。]
[0091] (実施例12〜19)
香料組成物を含む洗濯洗剤組成物の実施例は以下に包含される。]
[0092] 実施例1〜19に記載の機器及び物質は:イカ・ヴェルケ社(IKA Werke GmbH & Co. KG)、ドイツ、シュタウヘン(Staufen)、CPケルコ(Kelco)、米国、アトランタ、フォーベルグ・インターナショナル社(Forberg International AS)、ノルウェー、ラルヴィク(Larvik)、デグサ社(Degussa GmbH)、ドイツ、デュッセルドルフ(Dusseldorf)、ニロ社(Niro A/S)、デンマーク、ソエバーク(Soeberg)、ベーカー・パーキンス社(Baker Perkins Ltd)、英国、ピーターバラ(Peterborough)、日本触媒、日本、東京、BASF、ドイツ、ルートウィヒスハーフェン(Ludwigshafen)、ブラウン(Braun)、ドイツ、クロンバーグ(Kronberg)、インダストリ・アルケミカルズ社(Industrial Chemicals Limited)、英国、サロック(Thurrock)。プリメックス社(Primex ehf)、アイスランド共和国、シグルフョルズル(Siglufjordur)、ISP、世界本社(ISP World Headquarters)、ポリサイエンス社(Polysciences, Inc.)、米国、ペンシルバニア州ウォリントン(Warrington)、サイテックインダストリーズ(Cytec Industries)、米国、ニュージャージー州、インターナショナル・スペシャリティ・プロダクツ社(International Specialty Products)、米国、ニュージャージー州ウェイン(Wayne)、PGケミカルズ・アメリカ社(PG Chemicals Americas)、米国オハイオ州シンシナティ(Cincinnati)、シグマ・アルドリッチ社(Sigma-Aldrich Corp.)、米国、ミズーリ州セントルイス(St. Louis)、より入手可能である。]
[0093] 本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙した値と、その値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図したものである。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。]
[0094] 「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。本明細書中の用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献中の同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本明細書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。]
実施例

[0095] 本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。]
权利要求:

請求項1
有益剤送達組成物であって、有益剤送達組成物の総重量に基づいて、a.)有益剤送達組成物の総重量に基づいて1%〜85%の有益剤を提供するのに十分な量の有益剤を含み、かつ、有益剤が、好ましくは、香料類;光沢剤;防虫剤;シリコーン類;ワックス類;香味料類;ビタミン類;布地柔軟化剤;スキンケア剤、好ましくはパラフィン類;酵素類;抗菌剤;漂白剤;及びこれらの混合物からなる群から選択される、2%〜97%のカプセル化された有益剤と、b.)1%〜50%の可塑剤と、c.)1%〜50%の結合剤と、d.)任意に、1%〜50%のダスティング剤と、を含む有益剤送達組成物。
請求項2
a.)前記可塑剤が、水;アルコール類、好ましくはグリセロール、エタノール及び/又はプロパン−1−ジオール;グリコール類、好ましくはポリエチレングリコール類、より好ましくは600Da未満の重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類、最も好ましくは600Da〜200Daの重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類;脂肪酸類;石油誘導体、好ましくはパラフィン類、ペトロラタム及び/又は鉱油類;植物油類;及びこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含む、請求項1に記載の有益剤送達組成物。
請求項3
前記可塑剤が、水、及びアルコール類、並びにこれらの混合物;好ましくは水、及びグリセロール、並びにこれらの混合物;最も好ましくは水からなる群から選択される物質を含む、請求項1又は2に記載の有益剤送達組成物。
請求項4
前記結合剤が、セルロース類、好ましくはメチルセルロース、より好ましくはCMC、及びその誘導体;アルギネート及びその誘導体;でんぷん類;ポリビニルアルコール類;ポリエチレンオキシド;ポリビニルピロリドン;多糖類、好ましくはキトサン及び/又は天然ゴム類、好ましくはカラギーナン;ポリアクリレート類、好ましくは架橋ポリアクリレート類;ワックス類;ポリエチレングリコール類、好ましくは4000Daを超える重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類、より好ましくは4000Da〜15,000Daの重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類;アルコールエトキシレート類;界面活性剤類;並びにこれらの混合物:からなる群から選択される物質を含み;好ましくは前記結合剤が、セルロース類及びその誘導体;アルギネート及びその誘導体;でんぷん類;ポリビニルアルコール類;多糖類;ポリアクリレート類;4000Daを超える重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類;並びにこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含み;より好ましくは、前記結合剤が、セルロース類及びその誘導体;アルギネート及びその誘導体;でんぷん類;ポリビニルアルコール類;ポリアクリレート類;4000Daを超える重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類;並びにこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含み;最も好ましくは、前記結合剤が、セルロース類;アルギネート及びその誘導体;ポリアクリレート類;4000Daを超える重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類;並びにこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物。
請求項5
前記ダスティング剤が、シリカ類;ゼオライト類;非晶質アルミノケイ酸塩;粘土類;でんぷん類;セルロース類;水溶性塩類、好ましくは塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム及び/又は炭酸ナトリウム;多糖類、好ましくは糖類;並びにこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含み;好ましくは、前記ダスティング剤が、シリカ類;アルミノケイ酸塩;粘土類;でんぷん類;セルロース類;多糖類、好ましくは糖類;並びにこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含み;より好ましくは、前記ダスティング剤が、シリカ類;アルミノケイ酸塩;粘土類;でんぷん類;セルロース類;及びこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含み;最も好ましくは、前記ダスティング剤が、シリカ類;アルミノケイ酸塩、好ましくはゼオライト;粘土類;及びこれらの混合物、からなる群から選択される物質を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物。
請求項6
前記カプセル化された有益剤が香料マイクロカプセルを含み、好ましくは前記香料マイクロカプセルがシェルを含み、前記シェルが、架橋メラミンホルムアルデヒド、結合剤、及びこれらの混合物を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物。
請求項7
a.)前記カプセル化された有益剤が香料マイクロカプセルを含み、前記香料マイクロカプセルがシェルを含み、前記シェルが架橋メラミンホルムアルデヒドを含み、b.)前記可塑剤が水を含み、c.)前記結合剤が、セルロース類、好ましくはメチルセルロース、より好ましくはCMC、及びその誘導体;アルギネート及びその誘導体;でんぷん類;ポリビニルアルコール類;ポリエチレンオキシド;ポリビニルピロリドン;多糖類、好ましくはキトサン及び/又は天然ゴム類、好ましくはカラギーナン;ポリアクリレート類、好ましくは架橋ポリアクリレート類;ワックス類;4000Daを超える重量平均分子量を有する、又は更には4000Da〜15,000Daの重量平均分子量を有するポリエチレングリコール類;アルコールエトキシレート類;界面活性剤類;並びにこれらの混合物からなる群から選択され、d.)ダスティング剤が、シリカ類;ゼオライト類;非晶質アルミノケイ酸塩;粘土類;でんぷん類;セルロース類;水溶性塩類、好ましくは塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム及び/又は炭酸ナトリウム;多糖類、好ましくは糖類;並びにこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物。
請求項8
前記有益剤送達組成物が、凝集体、押出品、又は微粒子であり、好ましくは前記凝集体、押出品、又は微粒子が、100マイクロメートル〜3000マイクロメートル、より好ましくは200マイクロメートル〜2500マイクロメートル、より好ましくは300マイクロメートル〜2000マイクロメートル、より好ましくは400マイクロメートル〜1400マイクロメートル、最も好ましくは500マイクロメートル〜1200マイクロメートルの特徴的な寸法を有し、前記凝集体及び微粒子に関する前記特徴的な寸法が前記凝集体及び微粒子の中央粒径であり、前記押出品の前記特徴的な寸法が前記押出品の平均直径である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物。
請求項9
請求項1〜8のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物、好ましくは消費者製品の総重量に基づいて0.1%〜20%の量の前記有益剤送達組成物と、好ましくは、ポリマー類(例えばカチオン性ポリマー)、界面活性剤、ビルダー類、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素類、及び酵素安定剤、触媒物質、漂白活性剤、ポリマー分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、光沢剤、抑泡剤、染料、追加の香料及び香料送達システム、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、及び/又は顔料、並びにこれらの混合物からなる群から選択される消費者製品添加剤と、を含む消費者製品組成物。
請求項10
請求項1〜7のいずれか一項に記載の有益剤送達組成物と、染料;香料;蛍光増白剤;沈着補助剤;及びこれらの混合物からなる群から選択される物質と、を有する組成物。
請求項11
部位を処理及び/又は洗浄する方法であって、a.)所望により、前記部位を洗浄及び/又はすすぐことと、b.)前記部位を、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物と接触させることと、c.)所望により、前記部位を洗浄及び/又はすすぐことと、を含む、方法。
請求項12
請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物で処理された部位。
請求項13
有益剤送達組成物の製造方法であって、a.)カプセル体と、有益剤と、可塑剤と、結合剤とを混合して、混合物を形成することと、b.)前記混合物を前記ダスティング剤と混合して、材料を形成することと、c.)前記材料から十分な量の前記可塑剤を除去して、送達組成物の総重量に基づいて、1%〜50%、好ましくは2%〜45%の可塑剤を含む有益剤送達組成物を得ることと、を含む有益剤送達組成物の製造方法。
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